おぎのやの峠の釜めし

おぎのやの峠の釜めし

1983年8月19日金曜日信越本線横川駅

横軽(よこかる)と言われていた信越本線の難所でした。今は新幹線でシュッと
通過してしまいます。上田にある得意先の担当をしていた頃でした。特急あさ
までの日帰り出張が常でしたが、あるとき上野発上田行に同行したのは上田部
長にそして上野課長という何やら因縁がありそうな。
途中、横川駅で後押用電気機関車を２両を編成後部に連結しました。連結には
１０分程掛かるのでその間、いつも駅弁の峠の釜めしを買うのが習慣でした。
お釜の形の素焼き土鍋に入った鳥飯で旅行客には大人気でした。よこかるの廃
止された今でも国道沿いにお店があって流行っています。食べ殻の素焼き釜は
捨てずに持ち帰ったので我家にはごろごろありました。九州に引越しても庭の
隅に２個転がってます。

横川駅　EF63 14+EF63 xx

フロントガラスが傾斜していて独特の顔でした。
この日は、一本早いあさまで来てちょっと撮り鉄してました。
峠を下って来た上り列車です。先頭にEF63重連が付いていました。
7022M　特急そよかぜ2号　EF63 11+EF63 22+189系

電磁吸着ブレーキなどという勾配線用特殊装備のよこかる専用EF63が、坂を下
る時でも下手に付いて運転していました。
7022M　特急そよかぜ2号　EF63 11+EF6322+189系

解結作業を見物しました。
7022M　特急そよかぜ2号　EF63 11+EF6322+189系

峠のシェルパが役目を終えて意気揚々と引き上げました。
EF63 11+EF6322

そして重しの取れた189系電車は軽快に走り去りました。長い！！
7022M　特急そよかぜ2号　189系

さて、次の特急あさまに上野課長が乗っているはずだが・・